Welcome to Life is Spiral! 「あの時、確かに彼らはそこにいた」

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BAKUというバンドについて

当時BAKUというバンドでギタリストだった車谷氏。(ギターは当時からめちゃくちゃ巧かったですね。たまに歌も歌ってました。この歌がなかなか良かった!スパイラルほど声にエフェクトかけてないのであれですが、当時からあの美声なので聴く機会があれば是非聴いてみてみることをお勧めします。)

その頃はイカ天とかあって世は空前のバンドブーム。とにかくバンドをデビューさせれば売れるという音楽業界の流れに乗っかって、baku 僕たちだけの天国「BAKU」っていうバンドはまさにバンドブームの申し子みたいな存在だったんじゃないかと思います。デビュー時、まだ高校生だった彼らの実力は明らかにプロレベルに達しいなかったけど、半分アイドルみたいな存在で売り出されたのだったと思います。

デビュー時のメンバーは ギターの車谷浩司、ボーカルの谷口宗一、ドラムの加藤英幸、ベースの阿部浩之の4人編成。デビューが決定した矢先の1990年1月にベースの阿部が雑誌の取材を受けた帰りに交通事故で急死するという不幸に直面するも、バンドは高校卒業後にミニアルバム「不思議なマジック」をリリース。ちなみに阿部氏は車谷氏の高校時代の親友(阿部をバンドに誘ったのも車谷氏)で、当時高校生だった車谷氏は相当苦しんだはずです。

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